長尾 建

長尾 建 — Ken Nagao


所属 理工学研究科 博士1年
チーム 知的環境メディア(SAM)
研究テーマ 適応的デジタルサイネージの開発
趣味 音楽鑑賞、絵画、ゲーム
メール @

研究紹介


近年、デジタルサイネージは、ハードウェア技術の発展や設置環境の整備などに伴い、急速に普及をしています。このとき、デジタルサイネージを見ている人がどのような評価をデジタルサイネージのコンテンツに対して抱いているのかを評価し、それをもとにコンテンツの内容をより魅力的に変更することは、大衆への情報発信を効果的に行ううえで、ひじょうに重要になります。既存の手法による評価・変更は人の手に頼るもの、もしくはタッチパネルなどのハードウェアを用いたビューアからのインタラクションの利用が中心でしたが、これらには人的労力、もしくはビューアからのインタラクションの待機が必要という欠点が存在し、非効率でした。そこで私は、“デジタルサイネージ前のビューアの無意識的行動 ”の利用に注目します。既存の顔認識を用いる手法では、ビューアの性別や年齢などしか判断できませんでしたが、ビューアの無意識的行動を取得することで、コンテンツのどこに注目し、どのような感情を抱いているのかを、システムは自動で推測できます。そして、この評価をもとに、突然変異・交叉という遺伝的アルゴリズムを用いることで、自動でそのデジタルサイネージの設置環境において魅力的なコンテンツデザインを学び、コンテンツを適応的に変更することができます。

業績


国際学術誌(英文)

  1. Ken Nagao and Issei Fujishiro: “Mood-Learning Public Display: Adapting Content Design Evolutionarily Through Viewers’ Involuntary Gestures and Movements,” IEICE Transactions on Information and Systems, vol. E97-D, no. 8, pp. 1991-1999 [DOI: 10.1587/transinf.E97.D.1991]

国際会議録論文

  1. Ken Nagao and Issei Fujishiro: “Improving Structured Content Design of Digital Signage Evolutionarily Through Utilizing Viewers’ Involuntary Behaviors,”in Proceedings of Cyberworlds 2013, pp. 108-115 [DOI: 10.1109/CW.2013.68]
  2. Ken Nagao and Issei Fujishiro: “Understanding Viewers’ Involuntary Behaviors for Adaptive Digital Signage,” in Proceedings of ACM Symposium on Applied Perception 2013, Poster Session, p. 145 [DOI: 10.1145/2492494.2501903]
  3. Ken Nagao and Issei Fujishiro: “Making Digital Signage Adaptive Through A Genetic Algorithm ―― Utilizing Viewers’ Involuntary Behaviors ――,” in Proceedings of the INSTICC International Conference on Computer Vision Theory and Applications (VISAPP) 2013, vol. 2, pp. 54-59 [DOI: 10.5220/0004346100540059]

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