音楽可視化(CM)


音楽可視化 (Computer Music)

2012/04 ~



メンバー 研究紹介ビデオ 研究業績 外部リンク



メンバー

藤代 一成 (Issei Fujishiro) 教授
村岡 遼太 (Ryota Muraoka) 2016.3修士了
小林 杏理 (Anri Kobayashi) 修士2年
神 展彦 (Jin Nobuhiko) 修士2年
高倉 優理子 (Yuriko Takakura) 修士1年(2016.3文学研究科修士了)


研究紹介
音楽は人により印象が変わり,ひじょうに抽象的なものである.そのため人により得られる情報には差がある.楽譜などから視覚的に受け取れる情報もあるが,そこから正確に速く情報を読み取るには多くの知識と経験が必要であるため,これも得られる情報は人によって変わってしまう.音楽可視化とは,本来目に見えない音に形状や色をマッピングして画像を生成することにより,音楽の特徴や構造をより把握しやすくすることを主な目的としている.近年はWeb 上での楽曲配信などが普及し,音楽データは身近なものとなったため音楽可視化の重要性は今後高まっていくと考えられる.

サブテーマ

研究テーマ 変奏曲の可視化
代表画像
概要 私の研究テーマは「変奏曲の可視化」です.変奏曲とは主題と呼ばれる簡単な旋律が最初に示され,その後主題を様々に変化させた変奏が複数続いて構成されるものです.クラシック音楽において変奏を理解することは重要なことですが,主題がどのように変奏されているかを楽譜のみから把握するには音楽経験が必要となります.そこで,可視化を用いて変奏曲の構造理解を支援するシステムを開発しました.
我々の研究室の既存研究であるcomp-iというシステムを参考に三次元空間にオブジェクトを配置することで可視化するシステムを開発しました.具体的にはx軸に時間,y軸に音程を対応付け,z軸に各変奏を並べます.単音は円柱などのオブジェクトで表し,変奏技法とオブジェクトの形状や色を対応付ける独自のマッピングを用いてオブジェクトの色,形状を決定します.また,関連部の検索,楽曲全体の俯瞰など情報可視化システムに必要とされている対話的機能も実装しました.
紹介ポスター poster
研究業績 村岡 遼太,藤代 一成,”変奏様式に着目した変奏曲の可視化システムの構築”,情報処理学会研究報告, Vol. 2014-MUS-105, No. 13, 2014.
参考 R. Miyazaki, I. Fujishiro and R. Hiraga, “comp-i: A System for Visual Exploration and Editing of MIDI Datasets,” Proc. International Computer Music Conference 2004, pp. 157-164, 2004. DL
研究テーマ グルーヴの可視化
代表画像
概要 私たちは、「グルーヴ感」が良い曲である、などと普段の会話で用いています。この「グルーヴ」という概念は存在するにもかかわらず、それを言葉として表現することは非常に困難です。また、これは楽譜通り完璧なタイミングで演奏されることは必ずしも「グルーヴ感」の良い音楽になるわけではありません。私達は、必ずそこに存在する、しかし言葉で表しきれない「グルーヴ」を定量的なアルゴリズムを用いて可視化することを目的としています。グルーヴを分析し、数値化するだけではなく、直観的に見える形にすることによって、今まで言葉で表現しきれない「グルーヴ感」を明確な形で伝えることができるようになるでしょう。
現在の提案手法である「SeeGroove」では、電子ドラムのMIDI信号を入力として、解析、音量、タイミング、ゴーストノートなどを元に教則データとのグルーヴ感の違いを可視化します。
紹介ポスター poster
研究業績 芳賀 直樹, 中山 雅紀, 藤代 一成, “音楽演奏におけるグルーヴの可視化”, 全国大会講演論文集 2013(1), 265-267, 2013-03-06
LINK
芳賀 直樹, 中山 雅紀, 藤代 一成, “様々な音楽ジャンルにおけるリズムパターンのグルーヴ可視化”, Vol.2013-MUS-101 No.19, 2013-12-24
LINK
Issei Fujishiro, Naoki Haga and Masanori Nakayama, “SeeGroove: Supporting Groove Learning through Visualization” [CW2015]