高速プライマリレイ走査のためのアフィン変換レイアライメント
投稿者: 藤代 一成 投稿日:
西舘 祐樹,藤代 一成
情報処理学会第84回全国大会講演論文集(4),pp. 247―248(6ZF-01),愛媛大学,ハイブリッド開催,2022年3月5日,学生奨励賞
Abstract
専用ハードウェアによって,リアルタイムレンダリングにおいてもレイトレーシングが使われ始めている.しかし,依然としてレイ走査の時間計算コストは高く,リアルタイムに出射できるレイの本数は限られている.そこで本研究では,アフィン変換によって複数本のレイを一本に束ね,レイの出射数を削減する手法を提案する.ここではこの手法をアフィン変換レイアライメントとよぶことにする.視点から直接出射されるプライマリレイの走査に対して本手法を適用すると,CPU実装とGPU実装の両方の実験から,レンダリングを高速化できることが示されている.
2022年の業績ページはこちら
0件のコメント