指ビューファインダーとその応用可能性
投稿者: 藤代 一成 投稿日:
星川 潤,藤代 一成
情報処理学会第83回全国大会講演論文集(4),pp. 77―78(6Y-05),オンライン,2021年3月18日―20日
Abstract
デスクトップ環境を利用する際,マウスなどの入力デバイスを用いたディスプレイ上での範囲選択は必要不可欠である.同様に仮想空間においても,一人称視点での効果的な範囲選択が必要になると考えられる.そこで本発表では,手という操作性に富んだ器官を入力媒体として直接用いることによって,仮想空間における範囲選択を直観的に操作する仕組みを提案する.手の位置情報や指のジェスチャ情報を入力として範囲選択を操作しているため,ハンドトラッキング技術を有効利用することができる.加えて,本発表では,提案手法が提供しうる様々な応用例とその可能性にも言及する.
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