最適視点からのポーズ抽出を伴うセルアニメ風モーション変換―速さ分布とポーズ面積に注目した動作評価

投稿者: Soma YOKOTA 投稿日:

小六 優依藤代 一成

Visual Computing 2022,ショート発表,発表予稿集,pp. 27:1–27:6,京都,2022 年10 月6–8 日

Abstract

3DCGにおけるキャラクタアニメーションでは,セルアニメのような手描きらしい動作表現を実現するために,コマ打ちを用いることがある.セルアニメにおけるコマ打ちは,少ないポーズ数で動作を表現するために,余剰な動作の省略や速さの強調といった演出を含んでいるため,現実動作とは異なる質感をもっている.そのため,モーションキャプチャデータのような現実動作にダウンサンプリング処理を施しても,セルアニメに特有な動作の質感までは再現されづらい.そこで本研究では,セルアニメの制作技法に基づき,モーションキャプチャデータをセルアニメらしい動作へ変換する手法を提案する.本手法では,モーションデータの特性を,速さ分布とポーズ面積を用いて評価する.これらから動作認識に適したカメラ視点を選択し,その視点においてセルアニメらしい動作を実現するのに最も効果的なポーズを同時に抽出する.

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カテゴリー: 会議国内2022

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