デジタルイラストにおける画材混合スタイルへのフォトレタッチング

投稿者: 藤代 一成 投稿日:

小林 智哉藤代 一成

情報処理学会第84回全国大会講演論文集(4),pp. 345―346(6ZG-03),愛媛大学,ハイブリッド開催,2022年3月5日

Abstract
デジタルツールで作成されたイラストにおいて, 画材に由来する効果や表現を複数組み合わせたペイントスタイルが存在する. 特に, 水彩画と油彩画の効果を混合したスタイルは,水彩で淡い印象を与えながら油絵で立体感や情報量を加えることができるため, 頻繁に用いられている. その一方で, 効果の調和や情報量の調節にはアーティストの高い技術を要する. 本研究では, 入力した写真をこの画材混合スタイルへ変換するフレームワークを提案する. 入力から半自動的に領域を分割し, 平坦に塗り分ける. 次に, 顕著度が高い領域は細かいストロークで油彩風に, 低い部分は, 複数の水彩効果を適用したスタイルで水彩風に描く. また, 入力画像の色調を補正することで絵らしさを強調する.

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カテゴリー: 国内2022発表

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