LinDA : 漫画背景画像の半自動生成に向けた線分特徴量抽出

投稿者: 藤代 一成 投稿日:

野村 芽久美中山 雅紀藤代 一成

情報処理学会第81回全国大会講演論文集(4),pp. 163―164(6ZC-01),福岡大学(福岡県福岡市),2019年3月14日―16日 学生奨励賞

Abstract
近年のイラストツールに搭載された機能の拡張により,専門的なスキルをもたない初心者でも漫画を描く機会が増えている.既存の素材を漫画に利用することは初心者が効率的に作画するうえで有効な手段であり,イラストツールからの素材提供も積極的に行われている.しかしそのような素材は汎用性を重視するため,線分にユーザ独自の描き味をもたせることができず,漫画のなかでユーザが描いたオブジェクトに馴染まないケースが頻繁に発生している.そこで本研究では,均一な太さの線分で構成されたベクタ線画を,手描き風の線画に半自動的に変換する手法を提案する.各線分の特徴量の類似度によって線分を分類し,任意の線分に一括で置き換えることにより,ユーザ独自の描き味のある線画が効率的に作成できるようにする.

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カテゴリー: 国内2019発表

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