打木 陸雄
―Rikuo UCHIKI

 

2024年4月現在

 

uchiki
所属 理工学研究科 博士3年
チーム Applied Visualization
研究テーマ aflak:面分光データ視覚分析のためのビジュアルプログラミング環境
メール rikuo.uchikifj.ics.keio.ac.jp

自己紹介

宇宙物理学や天文学分野における,三次元面分光データの視覚分析フレームワークに関する研究をしています.プログラミングは中学生の頃から行っています.

趣味は大学に入学後から始めた天体写真の撮影です.現在も,時間があるときは関東近郊の星空の下まで撮影に出かけています.撮影した作品は,「月刊 星ナビ」や「月刊 天文ガイド」などの天文雑誌にたまに応募,掲載されています.

作例

subaru_carifornia昴(M45)とカリフォルニア星雲(NGC1499)間の分子雲領域

m8m20干潟星雲(M8)と三裂星雲(M20)

他の作例は,作品ページ(AstroBin)をご覧ください.

経歴

 

2012年 4月栄光学園高等学校 入学
2015年 3月栄光学園高等学校 卒業
2015年 4月慶應義塾大学 理工学部 学門5 入学
2016年 4月慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 進学
2019年 3月慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 卒業
2019年 4月慶應義塾大学 大学院理工学研究科 修士課程 入学
2020年 9月慶應義塾大学 大学院理工学研究科 修士課程 修了
2020年 9月慶應義塾大学 大学院理工学研究科 博士課程 入学
2025年 3月慶應義塾大学 大学院理工学研究科 博士課程 修了見込

 

業績

学術誌

  1. Malik Olivier Boussejra, Rikuo Uchiki, Shunya Takekawa, Kazuya Matsubayashi, Yuriko Takeshima, Makoto Uemura, Issei Fujishiro:“aflak: Visual programming environment with macro support for collaborative and exploratory astronomical analysis,” IIEEJ Transactions on Image Electronics and Visual Computing, Vol. 7, No. 2, pp.116―127, December, 2019, Online Journal.
  2. Malik Olivier Boussejra, Rikuo Uchiki, Yuriko Takeshima, Kazuya Matsubayashi, Shunya Takekawa, Makoto Uemura, Issei Fujishiro: “aflak: Visual programming environment enabling end-to-end provenance management for analysis of astronomical datasets,” Elsevier Journal of Visual Informatics, Vol. 3, No. 1, pp.1―8, March 21, 2019 [doi: 10.1016/j.visinf.2019.03.001].

国際会議

  1. Rikuo Uchiki, Toshiya Ueta, Kazuya Matsubayashi, Makoto Uemura, Yuriko Takeshima, Issei Fujishiro: “Visualization of celestial structures based on topological data analysis for integral field spectroscopy,” in Proceedings of JapanVis2024, Conference paper track, Tokyo, Japan, April 22―23, 2024.
  2. Rikuo Uchiki, Malik Olivier Boussejra, Liyu Zhu, Yuriko Takeshima, Kazuya Matsubayashi, Makoto Uemura, Issei Fujishiro: “Accurate visualization of galaxy velocity field from three-dimensional integral field spectroscopy data,” in Proceedings of EuroVis 2020, Poster track, pp. 37―39, Online, May 25―29, 2020 [doi: 10.2312/eurp.20201123].
  3. Malik Olivier Boussejra, Shunya Takekawa, Rikuo Uchiki, Kazuya Matsubayashi, Yuriko Takeshima, Makoto Uemura, Issei Fujishiro: “aflak: Visual programming environment with quick feedback loop, tuned for multi-spectral astrophysical observations,” in Proceedings of Astronomical Data Analysis Software & Systems (ADASS) XXVIII, Astronomical Society of the Pacific Conference Series, Short paper track, Vol. 523, pp. 245―248, College Park, Maryland, United States of America, November 11―15, 2018, DL.
  4. Malik Olivier Boussejra, Kazuya Matsubayashi, Yuriko Takeshima, Shunya Takekawa, Rikuo Uchiki, Makoto Uemura, Issei Fujishiro: “aflak: Pluggable visual programming environment with quick feedback loop tuned for multi-spectral astrophysical observations,” in Proceedings of 2018 IEEE Scientific Visualization Conference (SciVis), Short paper track, pp. 72―76, Berlin, Germany, October 21―26, 2018 [doi: 10.1109/SciVis.2018.8823788].

国内会議

  1. 打木 陸雄,竹島 由里子,松林 和也,植村 誠,藤代 一成:「三次元面分光データの微分位相解析による銀河構造の可視化」,第50回可視化情報シンポジウム,工学院大学(ハイブリッド),GS2-3:1―GS2-3:6,2022年8月8日
  2. 打木 陸雄Malik Oliver Boussejra朱 立宇,松林 和也,竹島 由里子,植村 誠,藤代 一成:「三次元面分光データの視覚分析フレームワークを用いた複数銀河速度場の正確な可視化」,第48回可視化情報シンポジウム講演論文集,オンライン,2020年9月24日―26日
  3. 朱 立宇打木 陸雄Malik Olivier Boussejra,松林 和也,竹島 由里子,植村 誠,藤代 一成:「モジュール型可視化ソフトウェアを用いた天体の輝線の視覚解析」,第48回可視化情報シンポジウム講演論文集,オンライン,2020年9月24日―26日
  4. 打木 陸雄Malik Olivier Boussejra,松林 和也,竹島 由里子,植村 誠,藤代 一成:「AFLAK:モジュール型可視化環境による等価幅マップの生成」,日本天文学会2019年春季年会,法政大学 小金井キャンパス(東京都小金井市),2019年3月14日―17日,予稿
  5. 木本 真理究,竹川 俊也,打木 陸雄,松林 和也,竹島 由里子,植村 誠,藤代 一成:「アフラーク:分光データ解析用ビジュアルプログラミング環境」,平成30年度宇宙科学情報解析シンポジウム,JAXA 相模原キャンパス(神奈川県相模原市),2019年2月15日,[JAXA Repository

国内発表

  1. 打木 陸雄:「三次元面分光データの微分位相解析による銀河構造の可視化」,2022 天文学におけるデータ科学的方法,統計数理研究所(ハイブリッド),b06,2022年10月4日
  2. 藤代 一成打木 陸雄:「aflak:天文学マルチスペクトルデータの視覚解析ビジュアルプログラミング環境―概念,システム,応用」,第4回ビジュアリゼーションワークショップ,オンライン,2021年2月19日
  3. 藤代 一成Malik Olivier Boussejra打木 陸雄:「aflak:面分光データ視覚分析のためのビジュアルプログラミング環境」,面分光研究会 2019,国立天文台(東京都三鷹市),2019年10月29日―30日,スライド

受賞

国内受賞
    1. 打木 陸雄藤代 一成:「aflak:三次元面分光データの視覚分析フレームワーク」,第34期可視化情報学会 学会賞(技術賞),第51回 可視化情報シンポジウム,2023年8月8日

    その他

    1. 打木 陸雄,JST博士後期課程学生支援プロジェクト,2021年9月―2023年9月
    2. 打木 陸雄,2021年度,慶應義塾大学大学院「研究のすゝめ奨学金」奨学生,2021年4月―2022年3月
    3. 打木 陸雄,2020年度秋学期 藤原奨学基金奨学生,2020年9月―2021年3月

    学位論文

    修士論文:「三次元面分光データのインタラクティブな視覚分析フレームワークを用いた複数銀河の等価幅と速度場の正確な可視化」 pdf

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