次元超越CG!—幻想から現実へ―

開催日・場所・対象

2024.1.13・八千代市民ギャラリー・中学生以上

備考・説明

八千代市民ギャラリーで定期的に開催される,New ディスカバリー講座のひとつとして講師を務めた.紹介ページはこちら

自身初の一般向けCG講座ということで,なるべく具体例が楽しいトピックとして立体視とXRを採りあげ,次元を越えるためのCG技術として紹介した.また,アプリの使い方を説明し,その場で3Dスキャンを体験してもらった.

技術としては面白い一方でそれほど普及していないものも多いため,受講者が興味をもってコンテンツを充実させてくれればと願ってお話しした.


2023年度 学ゼミ

開催日・対象

2023.4~7 (毎週3時間×全15回)・藤代研究室所属のB4

役割

  • 全体の統括,初回オリエンテーション
  • 講師 (第2回&第3回)

備考・説明

藤代研究室の新人研修に相当する研究室開始当初からあるゼミ.2023年度から体制と内容を刷新し,Unityを用いた演習を通じてCGを理論と実装の両面から理解できるようなカリキュラムを上級生で定めた.具体的な内容はIndie Visual Labによる『Unity Graphics Programming』をベースに内容をゼミ向けに再構成し,各回で5個程度の演習課題を作成した.

自身が講師として担当したのは,3Dポリゴンメッシュを用いたプロシージャルモデリングである.チュートリアルを除けば初回となるため,手順は特に丁寧に説明し,実装面ではスクリプトがなるべく平易になるようにした.


テンソルゼミ

開催日・対象

2023.5 (1.5時間×全2回)・藤代研究室のメンバ

備考・説明

機械工学科の志澤一之教授が担当する講義である『応用解析第一』,『材料力学の基礎』,『連続体の力学』から数学部分のみを抜粋して,情報工学科の学生向けに再編成した講義.

指標表示の使い方を中心に扱っており,それによってテンソルや空間の微分がシステマティックに捉えられることを説明した.シミュレーションや機械学習の論文を読む際に,ベクトルやテンソルが原因で理解を諦めてしまわないように,という趣旨で企画した.


かたちづくりの科学とアート

開催日・場所・対象

[2022年度] 2022.7.30・八千代市民会館・小学3年生以上

[2021年度] 2021.7.30・八千代市民会館・小学3年生以上

備考・説明

2021年から講師を担当している,夏休み科学工作教室の講座.2022年度のページはこちら

アートを作るためのひとつの方法として,ルールに従ってひたすら手を動かすことも実は有効であることを示す.具体的にはL-Systemやセルオートマトン,ランダムウォークによる塗り絵などを紹介し,実習時間には自分でルールを考えて模様を描いてもらう.

最後にルールに従って絵を描くことはCGにおいては基本であり,コンピュータを利用すればより美しい絵を描くことが可能であることを示す.


アニメーションゼミ

開催日・対象

2021.4~7 (隔週開催で全7回)

・藤代研究室メンバ (主に学部生)

資料章構成

第1章:運動の要素

第2章:機構の運動

第3章:現象の表現

第4章:準力学

第5章:全体的制約

第6章:局所的制約

第7章:数理モデル

(全224ページ)

備考・説明

2021年度春学期に 自主的に開催したゼミ.2020年度は力学を学ぶために機械工学科の講義を受講していたため,その内容を踏まえ,CGの研究を始めるにあたって必要十分な物理数学をまとめたことをきっかけに,ゼミを開催することになった.特にビジュアルシミュレーションと物理シミュレーションの相違点や,CGの立場からどのように自然科学を採り入れるべきかを詳しく議論している.