バーチャル空間では物理的制約を排除することができ,現実空間では直接触れることのできない文化財を,バーチャル空間で実際に触れて体験できるようにすることは効果的な活用方法である.コンピュータビジョン分野において,特徴点ベースのStructure from Motion, Multi View StereoやNeRFなどの高精度な三次元再構成技術が確立され始めているが,再構成された3Dモデルは静的であり,得られたモデルにユーザーが触れて変形するアプリケーションに適用することができない.
[IP-1] Sakura Shinji, Issei Fujishiro “Virtual Manipulation of Cultural Assets: An Initial Case Study with Single-Joint Articulated Models”, in ACM SIGGRAPH 2023 Posters (SIGGRAPH ’23), Article 26, 1–2, Los Angeles, USA, August 6-10, 2023. DOI: 10.1145/3588028.3603649