高倉 優理子
―Yuriko TAKAKURA
2020年7月現在
所属 | 理工学部 訪問研究員 | |
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チーム | Computational Aesthetics | |
研究テーマ | コンピュータ音楽の創作過程を対象とした視覚解析手法 | |
メール | yuriko.takakurafj.ics.keio.ac.jp | |
個人サイト |
自己紹介
文学研究科修士課程で音楽学を専攻したのち,情報工学科の修士課程に進学し,藤代研究室にて音楽可視化の研究に従事してきました.2019年3月に博士課程を修了し、現在は企業の研究者として勤務しながら当研究室に訪問研究員として所属しています.博士課程時代には,フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)へ半年間(2017年9月―2018年2月)の留学を経験しました.
経歴
2007年 4月 | 神奈川県立横浜翠嵐高等学校 入学 |
2010年 3月 | 神奈川県立横浜翠嵐高等学校 卒業 |
2010年 4月 | 慶應義塾大学 文学部 人文社会学科入学 |
2014年 3月 | 慶應義塾大学 文学部 美学美術史学専攻 卒業 |
2014年 4月 | 慶應義塾大学 大学院文学研究科 修士課程 入学 |
2016年 3月 | 慶應義塾大学 大学院文学研究科 修士課程 修了 |
2016年 4月 | 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 修士課程 入学 |
2017年 3月 | 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 修士課程 修了 |
2017年 4月 | 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 博士課程 入学 |
2019年 3月 | 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 博士課程 修了 |
業績
学術誌
- Yuriko Takakura, Masanori Nakayama, Issei Fujishiro: “Visual Analysis for the Compositional Process of Composers in Spectral School,” IIEEJ Transactions on Image Electronics and Visual Computing, Vol. 6, No. 1, pp. 22―30, June, 2018 [doi: https://doi.org/10.11371/tievciieej.6.1_22].
- 高倉優理子:「黛敏郎《涅槃交響曲》と《曼荼羅交響曲》の成立過程比較――「Campanology資料」の分析を中心に――」,音楽学,Vol. 63,No. 2,pp. 61―77,2018年3月 [doi:https://doi.org/10.20591/ongakugaku.63.2_61]
会議
- Yuriko Takakura, Masanori Nakayama, Issei Fujishiro, “Spectrail: Visual Analytics for Compositional Processes with Sound Analysis and Synthesis,” ICMC 2019, New York City, USA, June 2019.
- Yuriko Takakura, Masanori Nakayama, Issei Fujishiro, “A Visual Analysis System for Compositional Processes of Composers in Spectral School,” in Proceedings of the 5th IIEEJ International Workshop on Image Electronics and Visual Computing, pp. 5B-2-1–5B-2-6, Danang, Vietnam, March 2017.
発表
- Yuriko Takakura: “Analysis of the Compositional Processes in Toshiro Mayuzumi’s Nirvana Symphony (1958) and Mandala Symphony (1960) using the Campanology Documents,” NOVA FCSH, Lisbon, October 9―11, 2019.
- 高倉優理子,中山雅紀, 小島有利子, 藤代一成:「スペクトル楽派の作曲家を対象とした音響加工過程に関する視覚分析手法の提案」,情報処理学会音楽情報科学研究報告,Vol. 2017-MUS-115,No. 36,pp. 1―6,お茶の水女子大学(東京都文京区),2017年6月16日―17日
- 高倉優理子:「黛敏郎《涅槃交響曲》(1958年)と《曼荼羅交響曲》(1960年)の成立過程――「Campanology資料」に基づく比較を中心に――」,日本音楽学会東日本支部第36回定例研究会,東京藝術大学(東京都台東区),2016年4月16日
- 高倉優理子:「黛敏郎《涅槃交響曲》(1958年)の「カンパノロジー・エフェクト」に関する一考察――日本近代音楽館蔵「Campanology資料」の検討を中心に」, 第66回美学会全国大会「若手研究者フォーラム」,早稲田大学(東京都新宿区),2015年10月10日―12日 (同タイトルの報告が「第66回美学会全国大会若手研究者フォーラム発表報告集, 63–72頁, 2016年3月」に採録済)