概要
ゲームや映画などにおけるCGで作られた物体(オブジェクト),例えば人間の見た目や質感は,近年現実のものと見間違うほどリアルになりました.CGではさらに,見た目だけではなくオブジェクトが変形する様子も現実のものに近づけようと,様々な研究がなされています.オブジェクトの変形は,一般的に裏で物理シミュレーションとよばれる,現実世界における物理現象を疑似的に再現した計算が行われています.しかし物理シミュレーションの多くは計算コストが重く,ゲームといったリアルタイムな計算が求められるアプリケーションでは適用が難しいです.そこで,本研究では,一般的に物体に色を付けるために使われるテクスチャを利用し,オブジェクトに自由な変形を,軽量な計算コストで付与することを目指します.
メンバ
藤代研究室に所属しているメンバは名前の前に藤代研のアイコンがついています。
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業績
下線が引いてある著者は藤代研究室所属している/所属していたメンバです.
国内雑誌
[DJ-1] 吉良 俊亮,中山 雅紀,藤代 一成:「種数0 サーフェスのヤコビアンフリーな変形シミュレーション」,芸術科学会論文誌,Vol. 21, No. 3, pp. 146–156,2022 年9 月30 日 [芸術科学会論文誌]
シンポジウム(査読付)
[DS-1] 吉良 俊亮,中山 雅紀,藤代 一成:「種数0 のサーフェスにおけるヤコビアンフリーな変形シミュレーション」,芸術科学会 NICOGRAPH 2021 予稿集,pp. F-2:1ーF-2:8,2021年11月6日,学生奨励賞
国内発表
[DP-1] 吉良 俊亮,中山 雅紀,藤代 一成:「歪み補正された変位マッピングを用いた波面の伝播シミュレーション」,情報処理学会研究報告,Vol. 2021-CG-181,No. 9,pp. 1―6,2021年2月16日
[DP-2] 吉良 俊亮,中山 雅紀,藤代 一成:「変位マッピングを用いた任意サーフェスにおける波動シミュレーション-キューブマッピングによる歪み補正-」,映像情報メディア学会技術報告,Vol. 44,No. 10,pp. 17―20,2020年3月13日
[DP-3] 吉良 俊亮,中山 雅紀,藤代 一成:「変位マッピングを用いた任意サーフェスにおける波動シミュレーション」,情報処理学会第82回全国大会講演論文集(4),pp. 125―126(1ZC-08),金沢工業大学扇が丘キャンパス(石川県野々市市),2020年3月5日―7日 [情報処理学会電子図書館]